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はじめてのカナダで資産運用!気をつけるべき4つの事とは?

  • カナダで資産運用を始めたい!
  • 資産運用ってなんだか難しそうだな。
  • 実際に始めたいけれども、どんな点に注意した方がよいのだろう

上記のような方を対象とした記事となっています。

こんにちは、カナダ在住歴6年のようぺーです。数ヶ月前に、カナダの証券口座Questradeにて資産運用を開始しました!

【今すぐ老後2,000万問題を解消へ!】カナダの証券会社Questradeで自分年金を構築しよう! こんにちは!カナダ生活7年目のようぺーです! 僕は2021年の11月にカナダの証券会社「Questrade」にて自...

資産運用を始めようとしている人のよくある悩みとして、「漠然とした不安や心配がある…」という点があると思います。

僕は元々、暗号通貨の投資に少し関わってはいましたが、マネーリテラシーは高い方とは言えませんでした。なんとなく勢いで行動してしまうタイプなので。

とはいえ、実際に行動しながら学べる部分もあったりして、「カナダで証券口座を開設して資産運用するならこれは知っておいた方が良いよ」という部分を紹介してみようと思います。

※カナダに限らず日本でも、これから資産運用始める方の参考になるかと思います。

では、順を追って説明していきますね!

Questradeをもっと知る

絶対に知っておきたい「リスク許容度」について

こちらはカナダに限らない話なのですが、最も重要な話となってきます。

自分がどの程度まで、損失を許容できるかという話。多くの人がリターンばかりに目を向けて、最悪のケースをあまり想定していなかったりするんですよね。

リスク許容度を把握していないで、資産運用を始めることは「シートベルトをしないで車の運転をしている」と同じぐらい危険です。暴落があった時に、資産の減少が気になってメンタルを崩しかねないので。

一般的には下記のような項目が影響を与えます。

  • 年齢
  • 家族構成
  • 職業
  • 保有資産額
  • 投資経験
  • 本人の性格 など

これらを投資前に是非、紙に書き出したりスマホのメモ帳でなどを活用して整理してみましょう。

ようぺー
ようぺー
リスク許容度を把握していないと、暴落の時に精神的にかなり辛いよ

ようぺーのリスク許容度について

  • 年齢:35
  • 家族構成:妻、こども
  • 職業:自営業
  • 保有資産額:生活防衛資金1年分の+ETFや暗号通貨+未上場株など
  • 投資経験:5年ぐらい
  • 本人の性格:保守的だけどたまに攻めてしまう。収入の1割ぐらい入金が平穏を保てる。

前回の2021年の運用状況の記事でも書きましたが、自分のリスク許容度って思ったより高くないんですよね。人は自分の脳力や才能などを過信してしまう傾向にあるので。

特に僕の場合はその傾向が顕著なので、暴落した時にメンタルがやられないように自分のリスク許容度を守っていけたらなと思います。

日本とカナダの為替リスクは意外と大きい

直近10年間のカナダドル/円

直近10年間は75円〜105円を推移ですが、30円程推移していることがわかると思います。「30円」と聞くと小さな金額に聞こえるかもしれません。でも、これが意外と大きなインパクトを及ぼすんですよね。

具体的にシュミレーションしてみましょう。

例えば、あなたが10,000カナダドルを1カナダドル=75円で購入したすると、

  • 日本円にした場合は133.3万円。
  • その後1ドル=105円へ推移すると、95.2万円に下落する。
  • 133.3万円-95.2万円=38.1万円も差が生まれる

円安の影響を受けて価格が変化したことにより、38.1万円ってかなり大きな金額ですよね?同じ、日本円でも時期によってこれだけ大きな金額の差になってしまうのが為替リスクです。

もちろんこの逆もありえますが、日本とカナダ間で考えたときは通貨の価値が常に変動していると頭の片隅にいれておく必要があります。

インフレ率を考えていない

インフレ率の推移1980~2021年 (カナダ, 日本)

カナダと日本のインフレ率の比較となりますが、青線がカナダ、赤線が日本となっています。日本に住んでいるとインフレを実感するタイミングってそんなにないですが、北米のインフレはかなり深刻です。

実際の賃金の変化

僕が始めてカナダに来た2013年の飲食店での時給は10.25〜12ドルぐらいでした。
「賃金的には日本と変わらないぐらいかなー。」
と当時は思っていました

でも、この記事を書いている2022年時点では17〜18ドルでチップを含めると20ドル以上になるケースも珍しくない。

そして、今後も人口の増加と当時に、ますますインフレしていくことが想定されます。

教育と住居費のインフレが特に深刻

教育費と住居費(賃貸含む)のインフレが特に深刻となっている。インフレが進んでいるのでバンクーバーの近郊の場バーナビー市の市長が

「私はこの街で、自分の自宅を購入することは出来ない。」

といった発言を数年前にしました。

日本でいったら横浜市長が「自分の街で、家を買うことは出来ない」と言っているのに近いイメージかなと思います。要するに、市長というそれなりの役職や社会的地位にある人でも、住宅の購入が難しい状況です。

ようぺー
ようぺー
教育資金ようにRESP口座を有効に活用したり、将来に備えてRRSPでの運用が欠かせなくなってきているよ。

日本への帰国タイミングの有無や時期について

日本への永久帰国を3〜5年以内に考えている場合は、証券口座での運用はあまりおすすめしません。

理由はいくつかありますが、基本的には長期で運用しないとリターンが得られづらいので、キャッシュで持つか、株式やETFではなく債権での運用が望ましいかなと思います。

3〜5年以上は住みそうな場合は、証券口座の開設をおすすめ

ぽこ
ぽこ
私はこれからカナダに長期的に住もうと思っているのよね
ようぺー
ようぺー
その場合であれば、証券口座の開設がおすすめできるよ!

ワーキングホリデーなどで、1〜2年程度の滞在の場合はリターンを得るのが難しいです。でも、長期で滞在する場合は時間を味方に付けながら、運用できるのでQuestradeなどの証券口座を開設から、少額から始めてみると面白いと思います。

僕が不動産投資をしない2つの理由

話は少しそれますが、資産運用は証券口座で株や債券を購入する以外にも、不動産投資を連想する人が多いかと思います。実際に、僕もいつかは不動産投資はしたいと考えています。しかしながら、現在の僕は不動産投資をしていませんし、今のところはする予定はありません。

僕が不動産投資をしない主な理由
  • 現在のリスク許容度から大きく外れている
  • ポートフォリオ全体が占める割合が不動産よりになってしまう
  • 不動産投資は事業的側面が強い

今の僕が不動産投資を始めたとすると一つまたは少数の不動産に資産のバランスが方より過ぎてしまう。そうなると、集中投資に近い状態になってしまうので、ちょっと望ましくないかなと思っています。

何事も「スモールスタート」が鉄則

上記の2つの理由により不動産に対する興味が現在はあまり持てないので、不動産投資はおこなっていません。

不動産投資の場合、ボロ戸建てなどをリノベする場合は、数十万程度で出来る場合もありますが、基本的には数百万円〜数千万円のまとまった資金が必要となります。さらに融資受けなければいけないケースも大多数でしょう。

逆にいうとリスク許容度の範囲内になり、ポートフォリオの資産バランスが大きく崩れなさそうであれば、不動産投資を始めるかもしれません。

あとは、不動産投資は「事業」という性質が強いので、事業家としての采配も重要になってくるかなと。この辺りも経験してみたいですが、もう少し後のフェーズになりそうです。

まとめ:カナダで資産運用を始める前に知っておきたい事

  1. 絶対に知っておきたい「リスク許容度」について
  2. 日本とカナダの為替リスクは意外と大きい
  3. インフレ率を考えていない
  4. 帰国タイミングの有無について

リターンばかりに目を向けてしまうと、暴落だったり、不足の事態が起きた時に精神的なダメージを追ってしまうことになります。

ようぺー
ようぺー
こんなはずじゃなかったYO・・・!

とならないためにも、上記について意識しておくと大きな失敗は避けやすくなるかなと思います。

これから資産運用を始める人や現在、行っている人の参考になったら幸いです!

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