こんにちは、カナダ在住歴6年目のようぺーです!嬉しいことに、2021年12月に第一子を授かりました!現在は生後1ヶ月なのですが、この記事も赤ちゃんを抱っこしながらパチパチと綴っております。
2021年の4月に妊娠がわかったのですが、この記事を読んでいる方の中には出産に伴って経済的な不安や心配を感じている人もいると思います。
受給額は家庭によって様々ですが、我が家の場合は妻が月2,100ドル程が支給されています。年間25,000ドルぐらいの金額になるので非常に有り難いことです。
カナダでの産休・育児手当の受給方法や概要などを綴っていくので、カナダで子育てを予定している人は参考になったら幸いです!
カナダの産休・育休手当の基本的な受給条件
一定の条件を満たした人は受給できます。フルタイムで働いている人なら概ね当てはまるかと思います。
- 雇用保険に加入していて年間、600時間以上働いた人
- 妊娠してから1週間の収入所得が4割以上減った方
年間600時間(月50時間)の労働なので、パートタイムで週1〜2回しか働いていないという人は注意が必要です。
その場合は、事前に600時間を超えるように労働時間を調整しておくと、産後が経済的に楽になるかと思います。
受給が開始可能な期間と金額
- 出産予定日 or 出産日の12週間前から受給可能で合計1年が基本
- 平均週収の55%または最大で週595ドル
1年半延長した受給も可能ですが、総支給額は1年間の時と変わらない。ちなみに我が家では、2021年の9月〜の1年間を受給しています。
産休手当の申請方法
雇用主に伝えて書類を準備してもらったり、自分で書類を記入したりと申請には多少の手間や時間がかかります。そのため、早めに行動して余裕をもって行動しておくとストレスなく申請できると思います。
1週間毎の給料を計算
妻は受給要件の確認のため、一応1週間ごとの所得を計算していたようです。毎年、確定申告を行っているので自動的に算出して支給されそうな気もしますが、そういうわけにはいかないようです。
感謝!我が家の場合は約2,100ドル/月を受給
受給〜出産までの流れは大きく以下のようになりました。
- 2021年4月:妊娠が判明
- 2021年9月:産休手当の申請
- 2021年10月:受給開始(隔週で981ドルを受給)
- 2021年12月:出産
2週間で982ドルの支給となっているので、1日あたり約70ドルとなります。月間2,100ドル程度。また受給が終了するのは2022年の9月となっています。
妊娠〜出産に伴って妻が働けなくなってしまうので、こうした国からのサポートは本当に有り難いし、安心して子育てが出来る制度なので、カナダには感謝してもしきれないです。
別途、500ドル前後の児童手当も受給される予定
育児手当(Child Benefit)が別途500ドル前と支給される予定ですが、こちらは現在申請中です。
受給要件の概要や体験談などは別途別の記事でまとめていきますね。
児童手当の使用用途としてはRESP口座に拠出しているので、将来の教育資金として備える予定です。
カナダでの産休・育児休暇はかなり充実してありがたい制度
52週間に渡り手厚いサポートを受けられる。そのためには、しっかりと出産前に年600時間(月50時間)の労働して要件を満たして受給しておくと家計がグッと楽になりますね。
特に2人以上の子供を予定している方は、計画的にお仕事と子育のバランスをとっておきたいですね。
また、子供がいる方は最大で7,200ドルの補助金が受け取れるRESPの運用をおすすめします。
また、将来の教育費に備えたい方は、合わせて副業にも取り組んでおくとRESPに拠出できる金額も十分に確保出来て、収入の多角化に繋がり安心につながるかと思います。