この記事はそんな方に向けて書かれています。
こんにちは、カナダ在住歴6年目のようぺーです!先日、第一子を誕生してから毎日、慌ただしく生活をしています。
子供が生まれると同時に児童手当を行いましたが、現在は審査中なので受給待ちとなっています申請を行う際に気になったことは「一体、いくらぐらい支給されるのだろう?」ということ。
カナダの児童手当は日本のように一律ではなく、所得によって大きく変わってくるんですよね。
この記事ではカナダの児童手当に関して実体験を元にまとめていますので、「カナダの児童手当ってどんな感じなの?」と気になっている人は読み進めていただけると役立つかと思います。
カナダの児童手当の基本的な受給条件
カナダに住んでいる方で「私って児童手当が受給出来るの?」と感じている方もいると思いますが、受給要件は以下の様になっています。
- 18才未満の子供と同居している親
- カナダで生活している
- 夫婦のどちらか(または両方)がカナダ国民か永住権の保有者
- ワークビザで18ヶ月間連続でカナダに滞在していて、現在も有効なワークビザがある方
ワークビザで滞在している人は「18ヶ月」というのがポイントになってきます。永住権を持っていたり、カナダ国籍を持っている配偶者と結婚した場合はあまり大きな心配はないかと思います。
受給期間と金額
- 6才未満の子供一人あたり、年間最大 6,833ドル
- 6才〜17才以下の子供一人あたり、年間最大 5,765ドル
課税所得によって支給額が変わってくるので、「私達の家ではどれぐらいもらえるの?」といった点については、政府のホームページよりシュミレーションが出来るようになっているので、下記のページより確認されてみてくださいね!
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最大額の対象者は所得が年32,028ドルに満たない世帯となっています。我が家はこれよりも多い所得となっていますし、多くの家庭ではこれよりも多いケースがだと思うので実際は最大額を下回る金額が支給される家庭が多いかと思います。
日本との比較はどんな感じ?
日本での児童手当は以下のようになっています。
- 3歳未満 :15,000円/月
- 3歳以上:10,000円/月(第3子以降は15,000円)
- 中学生:10,000円/月
年間で12万円〜18万円といった金額になるようです。物価や税制などの違いがありますが、児童手当に関しては金額にかなりの差がありますが、カナダの方が子育てをする家庭にとっては優遇されていて有り難いですね。
児童手当の申請方法
- 子供が産まれたら、SINナンバーなどと同時にオンライン申請
- 移民などで新たに要件を致した方は、CRAのホームページより申請
基本的にはオンラインで申請となっています。僕のように新たに産まれた方は、出生届けの提出時にSINナンバーなどと同時に児童手当を一緒に申請出来る。
州が支給している児童手当もあります
政府が支給している、児童手当と同時に州別の手当もあるので、CCBの受給要件を満たしている方は州のサイトなどを確認してみると良いですよ。多くのケースでは児童手当の申請時点で、州の支給している制度に自動的に申請されるので、新たな手続きなどは不要となっています。
うちも、国への児童手当を申請したら、「B.C. Child Opportunity Benefit」という制度に自動で適用されているようです。
我が家の子供手当ての受給状況
冒頭でも触れましたが受給待ちとなっているので、「我が家が実際にどれぐらい受給されているのか?」という点については、随時情報を更新していきたいと思います。恐らく400〜500ドル程度ぐらいになるのではないかと、想定しています。
産休・育児手当については月2,100ドルの受給中
有り難いことに、産休・児童手当については月々、2,100ドルの受給を受けています。パートナーが一時的に働けない中で、経済面の大きな支えとなってくれているので、カナダには感謝してもしきれないです。
詳細はコチラの記事で綴っているので、気になる方はどうぞ。
まとめ
「私の家では金銭的な余裕がないから、子育てする余裕がない」などという話を僕の周りの友達でもちらほら聞きます。それと同時に、子供を生むのを諦めているといった意見も聞いたことがあります。
でも、産休手当や児童手当でかなり手厚くサポートを受けることが出来るので、「経済面での不安を感じる」という方は、児童手当や産休手当の受給額のシュミレーションを具体的に行ってみると良いですよ。
これらの手当だけで生計を成り立たせるのは難しいと思いますが、こうした制度が金銭面での大きな助けとなってくれるので、試算してみることをおすすめします。
結果的に思ったよりも不安が軽減されたり、子供を生むのを諦めるといった事態にならなくてすむかとしれません。
ちなみに、このお金は毎月積み立てて、大学に進学する時の教育費とする予定です。
RESPという制度を活用すると、最大で7,200ドルの補助金を受けると事が出来ます。カナダで子育てしている方は、積極的に利用したい制度の一つとなっています。