こんにちは!カナダ在住歴6年のようぺーです。以前から暗号通貨への投資は行っていましたが、2021年の末頃より、カナダでネット証券を開設して、少しずつですが資産運用を開始しました。
(2023年、9月現在は51,317.07の運用中です。)
で、カナダで投資を始める前には漠然とした心配や不安があったんですよね
効率的に資産を増やす方法を知りたい
その後、ネットで調べたり知人に聞いたりしながら、手探りでカナダで投資をスタート。投資と聞くと最初のうちは、不安や心配に感じる方も多いと思います。
しかしながら、しっかりと準備をしておけばそうした不安や心配も軽減されて、投資に対する心理的な抵抗が減ると共に、不足の事態に備えやすくなります。まさしく、段取り八分というわけです。
そんなわけで、今回は過去の僕と同じように「カナダでの投資の始め方を知りたい」という方に向けて、僕の体験を元に具体的な方法や注意点などを5つのステップに分けて紹介していきます。
僕自身はネット証券の「Questrade」を利用しながらETFを毎月購入。日本でいう楽天証券やSBI証券のようなカナダで25万人が使っている証券会社となっています。
カナダで投資の始め方とおすすめの方法
- まずは、目標を明確にする
- 自分のリスク許容度を把握する
- 証券口座を開設する
- 実際に入金してみる
- 目的に沿って、取引を行う
詳しくは各ステップで説明していきますが、このステップに沿えば初心者によくありがちな、大きな失敗は防げるはずです。
例えば、いきなり大きな資金を投入して暴落に巻き込まれたりすると、精神的ダメージって計りしれないんですよね。しかしながら、このステップを踏むことにより暴落があったとしても、泣きながら撤退という事態を避けやすくなりますし、着実に資産形成がしやすくなります。
ステップ1:まずは、目標を明確にする
最初に皆さんにお聞きしたいのですが、
「あなたはなぜ、投資を始めたいですか?」
投資を始める目的に辺り、まずは目的を明確にしておくとよいです。具体的には下記のような項目を、まずは紙やスマホのメモ帳にリストアップしてみると可視化しやすくなります。
- いつまでに
- なんのために
- どれぐらいの資産
理由としては、目標によっては投資手法が異なってくるからです。(インデックス投資への投資や個別株の短期売買、高配当株など。)
僕の場合の事例
僕が投資している目的は大きく3つあります。「いつまでに、なんのために、どれぐらいの資産」に沿うと以下のようになります。
- 2027年:住宅購入の頭金として、最低10万ドル(できれば15〜20万ドル)
- 2040年:こども教育資金として、最低でも10万ドル(できれば15〜20万ドル)
- 2052年以降:老後の資金として、年間3万ドル
時期や金額はざっくりとした目安となっています。住宅購入の資金は使用する時期が近づいているので、キャッシュや債権などで準備しつつ、教育資金と老後資金は米国ETFへの長期投資を軸に準備していきます。
現在のキャッシュフローを最大化させたい場合は、高配当の個別株やETFとなりますが、そうした手法は積極的には取り入れていません。
ちなみに、カナダで教育資金を準備する場合はRESP口座を活用することにより、効率的に資金を作りやすくなります。
ステップ2: 自分のリスク許容度を把握する
投資を始めると、1日で10〜20%以上の暴落(または暴騰)が起きることがあります。100万円運用していたら、明日には80万円になるかもしれないし、120万円になるかもしれないということですね。
でも、その度に相場に一喜一憂してしまうと、適切な行動がとれなくなってしまうんですよね。リスクを取りすぎる事なく、平常心でいるためにもリスク許容度を把握しておくことがとても大切です。
一般的にリスク許容度は「年齢、家族構成、職業、保有資産、投資経験、本人の性格」などによって決まってきます。
僕のリスク許容度の事例
- 年齢:35際
- 家族構成:妻、こども、
- 職業:個人事業主
- 保有資産額:1年分の生活防衛資金、暗号通貨、米国ETF、未上場株など
- 投資経験:約4年
- 本人の性格:保守的だけどたまに攻めてしまう
こうしたリスク許容度がになっていると、相場が変動した時でも「心臓がドキドキして夜も眠れない」といった事が防ぎやすくなります。
ステップ3:証券口座を開設する
いよいよ、口座を開設して実際に取引をしていきます。最初は少し難しく感じるかもしれませんが、証券口座の開設自体は30〜60分ほどで完了します。
英語に不安がある方は慣れない単語などもあると思いますが、Google翻訳やDeepLなどの翻訳ツールを使用すれば正確に理解できるので安心です。
僕自身は英語が得意とは言える部類ではないのですが、基本的には操作画面の指示に従っていけば、問題なく開設が行えました。
具体的な開設方法については画像を用いて、下記の記事で綴っています。
ステップ4:実際に入金してみる
証券口座を作れたら、早速入金していきましょう!
まずは、少額入金していき徐々に取引になれていくことがおすすめです。いきなり大きな金額を入れると、リスク許容度を大きく越えてしまう可能性があるので。
僕自身も最初は1,000ドルを入金して、スモールスタートで開始しています。小さく始めて慣れてきたら拡大していくのは筋トレなどと一緒ですね。
詳細の入金方法はこちらになります。
ステップ5:目的に沿って取引を行う
入金が出来たら、いよいよ実際に取引のスタートです!
これであなたも個人投資家デビューとなります。僕が実際に取引を開始する前は、最初は多少面倒でしたが「意外と難しくなかったな」と感じました。
実際の取引方法は以下のようになっていますので、合わせてご参考にしてみてくださいね。
おすすめの投資方法はなに?
ステップ1で述べたように投資を始める目的によって、投資手法が異なってきます。
15年以上先の教育費の準備や老後の資金準備であれば、VOOなどの米国ETFが最適解の一つとなり、現在のキャッシュフローを最大化させたい場合はVYMなどの高配当ETFが選択肢となってきます。
これからカナダで投資を始める方にとっては米国ETFへの長期投資が最適解の一つとなってくると思います。なぜならば、毎月1〜5万円分を積みたてるだけで、老後の資金問題は十分に解決してしまうほどの威力があるからです。
将来のお金に対する不安が軽減されることによって、明るい未来も持ちやすくなるかと思います。
これらのステップを終えたあとは?
少しずつ取引を重ねていくと、リスク許容度について体感したり様々な、気付きがあると思います。「こっちの方が自分には合うかな?」など。
経験を通して入金額を調整したり、個別株や米国以外のETFを購入する事によりポートフォリオに多様性をもたらす事が出来ます。
リスクは増えますが、個人的には暗号通貨への投資が大きなリターンも期待出来るので、投資効率は良いかなと思っています。
色々と手広く行う資金がない方は、米国ETFへの長期投資だけでも十分に威力を発揮してくれます。理由としては、一般的に15年以上積み立てた場合、しっかりと5〜8%程度のリターンが得られることを過去のデータから広く知られているからです。
資産が増えると財布が重くなり、未来が明るくなる
再度まとめると、カナダでの投資の始め方のステップは以下のようになっています。
- まずは、目標を明確にする
- 自分のリスク許容度を把握する
- 証券口座を開設する
- 実際に入金してみる
- 目的に沿って、取引を行う
これらの手順に沿って投資を行うことにより、投資に対するスタンスが明確になり、目的に沿った資産運用がしやすくなります。特に目標を明確にするとリスク許容度の把握は、投資を始める前に意識しておきたい点となっています。
なぜならば、多くの個人投資家がこれらの点を意識していません。「とりあえず、増やせればいい」という気持ちでいきなり投資を始めた結果、暴落に巻き込まれて精神的に不安定になったり、資産がいくらあっても満足出来なくなってしまうからです。
株式投資という戦場に丸腰で挑んでは、予期せぬ出来事に巻き込まれて撃沈してしまうのが関の山。
しかしながら、これらの点を事前にしっかりと抑えておくと、自分のペースで適切に投資を行いやすくなります。最初のうちは慣れない点も少しあるかもしれませんが、それぞれの手順は関連記事を見ていただけるとより具体的な事がわかりやすいかと思います。
一緒に適切な知識を身に着けながら、明るい未来に向けて資産運用を楽しんでいきましょう!
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