こんにちは、ようぺーです。
「お金は稼ぐよりも使うほうが難しい。」
これはお金関連の書籍でよく言われることです。例えば、ドラクエやポケモンなどのRPGゲームでも、お金ばかり貯めてアイテムを購入しないと適切にステージを進める事が出来ませんよね。
RPGゲームをやったことある人はわかると思うのですが、どのアイテムをどれぐらい買うべきなのかって、結構頭を悩ませる上に、その後のゲームの進行を大きく左右するんですよね。
お金が貯まると選択肢が増えていくのは間違いないのですが、貯めてばかりではなくどこかで適切に使いたい所。
特に日本人は貯蓄主義が未だに根強い一面がありますよね。僕は小さいときに親戚からもらったお年玉などのお金は「銀行に貯金しておこうね!」と母親に言われて、全額貯金していました。
しかしながら、「お金を使おうね!」と習ったことはないんですよね。だからこそ、お金を使うのが難しく感じてしまうのかもしれませんが、今回は「お金っていつ使うべきなの?」という点について、僕なりの判断基準を改めて考えてみました。
僕が有意義にお金を使えたなと思った瞬間
僕は現在、35歳ですが「このお金の使い方は良かったな!」と思えるのは、以下のようなことがあります。
- 9才:流行していたヨーヨーに夢中になったこと
- 18才:スノーボードを始めて、雪山の麓で暮らしたこと
- 27才:カナダ生活を開始したこと
- 33才:ピアノを購入してバンドを結成したこと
その他にも読書によって知識を増やしたり、旅行によって知らない世界について体験したことなど。こうして振り返ると、自分が何か夢中になれることにお金を投じていくと満足度が高い傾向にあります。
27才:カナダ生活を開始したことは、一番お金を使う力を発揮できた
「経験にお金を使った方が幸福度は高まるよ」と巷では言われますが、27歳でカナダ生活を送ることが出来たのは良かったと思っています。初期費用で100万円ぐらいはかかりましたが、人生で1番満足度の高いお金の使い方だったと確信しています。
なぜならば、多様な価値観に触れると共に、趣味のスノーボードに夢中になり人生の充実度を高めること出来たからです。
あとは、「カナダ人っておおらかなんだなーとか、どこにいても笑顔で挨拶してくるよなー」とか。日本に住んでいる時は、知らない外国人に挨拶なんかしたことなかったですが、カナダにいると結構、道行く人に挨拶されるので、そうした文化の違いも感じる事ができた。
趣味の時間が人との繋がりを作ってくれた
また、33才のときに10万円ぐらいでピアノを購入して少しずつ練習を始めましたが、今まで交わることがなかった音楽関係の友達や知り合いとの時間を共有することが増えた。まだまだ拙い演奏だが、バンドにも参画させてもらえることになった。
大人になると仕事と家庭以外での人との繋がりが減ってきてしまう人が多いと思います。週5日間、家と職場の往復みたいな。でも、趣味を通してコミュニティの幅を広げる事が出来るのが魅力の一つかなと思っています。
支払う時に「ありがとう」と気持ちよく言えるのが一つの判断材料
僕の場合だけかもしれませんが、気持ちよくお金を使えたなとか、有意義だったなと思えた時は「ありがとう」と心のそこから感じてるときが多いです。カナダ生活で使ったお金も、趣味に使ったお金も心の底から、「あの時、お金を使ってよかった」と思えている。
普段の買い物でも、なんとなくお金を使ってしまった時は、なんだかモヤモヤして「ありがとう」と思うことは出来ない。
意識しないと忘れてしまうとついつい忘れがちになってしまうから、心に留めておきたい。「ありがとう」を気持ちよく言えないお金の使い方は、金額の大小に関わらず心が曇った感じがするので、一つの基準としていこうと思います。
まとめ
幼少期の頃の価値観ってなかなか大きいもので、お金を使う時は未だに「ちょっと、もったいないかな」とか、「少しでも安いやつを買おう」などと。
意識しないとついつい貯めることを優先してしまいがちですが、お金を使う時は「ありがとう」と気持ちよく言えるかどうかを、判断基準を元に適切に使っていけたらなと思います。
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